2014年11月16日日曜日

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STANTON MIRANDA(スタントン・ミランダ) - Wheels Over Indian Trails
ベルギー盤 FACTORY BENELUX  FBN 44

現在は映画音楽作曲家(「サイコ3」「ファーゴ」「天国の約束」「マルコヴィッチの穴」「ボーイズ・ライフ」など)として活躍するカーター・バーウェルと共に『シック・ピジョン』名義で活動したニューヨークの女性アーティスト、スタントン・ミランダのソロ12”シングル。英「ファクトリー」のベルギー支部「ファクトリー・ベネルクス」(レ・ディスク・デュ・クレプスキュール)1986年リリース。ニューオーダーのステファン・モリス、ギリアン・ギルバート、ニューヨーク・エレクトロの達人、ジョン・ロビーが参加したダンサブルなサウンドに、ミランダの愛らしくも捻れた奇妙な歌声とヴォコーダー・ヴォイスが乗っかる埋もれたエレクトロの逸品。B面のダブ・ヴァージョンもナイス。

youtubeにこの曲のプロモ・クリップがありますので、ご覧ください。芸者コスプレも出てきて、80年代中頃のニューヨークらしいキッチュなセンスがたまりません。

スタントンはソニック・ユース結成前のキム・ゴードン、グレン・ブランカが在籍した「スタティック」の独人女性クリスティーン・ハーン(帰国後マラリアに参加)と活動していた時期があり、サーストン・ムーアにキムを紹介し、ソニック・ユース結成に関わった人物でもあります。DNAのイクエ・モリや故アーサー・ラッセルとの親交も深く、面白い人脈と活動歴を持ちながら、ちゃんとしたデータが紹介されたていなかったため、あまり評価もされていないのが残念。「フレンチ・インプレショニスツ」との1982年カップリング・クリスマス・シングル「ジングルベル・ロック」のカヴァー曲がネオアコ/サバービア文脈で人気はあるものの、実はもっと奥が深い人なのです。要再注目。

Vocals, Bass, Guitar, Synthesizer [Voyetra] - Stanton-Miranda
Programmed By [Drum & Keyboard Prgramming] - Steve Morris
Guitar [Rhythm], Backing Vocals - Gillian Gilbert
Backing Vocals, Other [Soul] - Kim Gilbert
Keyboards, Remix [Reproduction], Mixed By - John Robie
Producer - Michael Finlayson, Michael Shamberg

(side A) Wheels Over Indian Trails
(side B) Wheels Over Indian Trails (Dub)
DRP - Electro Brain 586
ベルギー盤 BODY RECORDS BR 7009

札幌のエレクトロニック・ボディ・ミュージック・デュオ「DRP」 (Deutsches Reichs Patent)1990年デビュー・アルバムかつ唯一の作品。アントラー・サブウェイ傘下、ベルギー「ボディ・レコーズ」からのリリース。
同じくベルギー「KK」からの作品で知られる同郷の「セカンド・コミュニケイション」と並ぶ存在で、楽曲を聞いても何処の国のグループなのか、ちょっと判別出来ないミステリアスな雰囲気。
メンバーの高橋クニユキは、Kuniyuki、Koss名義で現在もハウス・シーンで活動中。

A1  Brainhunter   7:36
A2  Go Into Ecstasy   5:14
A3  New Days   4:19
A4  Head To Head   4:24
B1  Enkephalin   6:32
B2  Front & Rear   4:21
B3  Electric Money   5:51
B4  Washing Your Cock   4:35
ASMUS TIETCHENS(アスムス・ティーシェンス) - Biotop
ドイツ盤 BUREAU B BB 141LP

1960年代から活動、後の音響系、ラディカル・アンビエント的な方向性を早くから打ち出し、クラスター & イーノのアルバムにも黒子のように参加していたりする独エレクトロニクス・シーンの隠れた大御所アスムス・ティーシェンス。様々なレーベルから作品を発表し続ける多作アーティストです。
独「スカイ」からの1981年作。同レーベルからは81-83年にかけて4枚連作アルバムをリリースしており、後のサウンドよりポップなタッチで、メビウス(クラスター)の音とも少し近いセンスがあります。2013年「ビューロウB」再発LP。180g高品質重量ヴィニール仕様。
クレジットにはティーシェンス以外にドラム・マシーン、エレクトロンクス、ミックス、スリーヴ・デザインなどで数人の名前が記載されていますが、プロデューサーのロッコ・エクベック:Rokko Ekbek以外、実は全てティーシェンスの変名。あまり聞き慣れないロッコ・エクベクなる人物も、ティーシェンスの相棒オッコー・ベッカー:Okko Bekkerのアナグラム変名です。

(side A)
1. In Die Zukunft
2. Miss Ann Trope
3. Die Elektrische Horde
4. R�・uschlinge
5. Geisel Des Monats
6. Blutmund
7. Cretin Statique
8. Gasmaske In Blau
(side B)
1. Moderne Arroganz
2. Stressmen
3. Tango Fellatino
4. Sauberland
5. Tr�・mmerk�・pfe
6. Sekundentanz
7. Tr�・umchen Am Fenster
8. Biotop
ASMUS TIETCHENS(アスムス・ティーシェンス) - Spaet Europa
ドイツ盤 BUREAU B BB 142LP

1960年代から活動、後の音響系、ラディカル・アンビエント的な方向性を早くから打ち出し、クラスター & イーノのアルバムにも黒子のように参加していたりする独エレクトロニクス・シーンの隠れた大御所アスムス・ティーシェンス。様々なレーベルから作品を発表し続ける多作アーティストです。
独「スカイ」からの1982年作。同レーベルからは81-83年にかけて4枚連作アルバムをリリースしており、後のサウンドよりポップなタッチで、メビウス(クラスター)の音とも少し近いセンスがあります。2013年「ビューロウB」再発LP。180g高品質重量ヴィニール仕様。
クレジットにはティーシェンス以外にドラム・マシーン、ヴォコーダー、ミックス、スリーヴ・デザインなどで数人の名前が記載されていますが、A-9参加のアンドレアス・ホフマンとプロデューサーのロッコ・エクベック:Rokko Ekbek以外、実は全てティーシェンスの変名。あまり聞き慣れないロッコ・エクベクなる人物も、ティーシェンスの相棒オッコー・ベッカー:Okko Bekkerのアナグラム変名です。

(side A)
01. Spaet-Europa
02. Frautod Graffito
03. Mythos Und Gummibaerchen
04. Lourdes Extra
05. Poanpo
06. Nervenfalle
07. Groessenwarnung
08. Bescheidenes Vergnuegen
09. Schoene Dritte Welt  Voice - Andreas Hoffmann
10. Herrmannstrohm
(side B)
01. Erloschene Herzen
02. Endspannung
03. Betablocker
04. Tretboot Zum Schafott
05. Ausverkauf
06. Bockwurst A La Maitresse
07. Passaukontrolle
08. Wein Aus Wien
09. Stille Haefen
10. Epitaph
ASMUS TIETCHENS - Der Fuenfte Himmel
ドイツ盤 BUREAU B BB 156

膨大な作品量のわりに、その素性が把握し難い独ラディカル・アンビエント/ミニマル電子音響の隠れた巨匠アスムス・ティーシェンス。クラスター&イーノのアルバムに何気なく参加していたりもします。

1980年~1983年にかけて録音、独スカイ・レコーズから4枚連作でリリースされた「Biotop」「Spaet Europa」「In Die Nacht」「Litia」に収録されなかった曲を蔵出し。31年後の5枚目といえる作品。ジャケット・デザインも前4枚を踏襲。

ジャケットには、複数の人物が演奏しているかのような記載がありますが、長年の盟友オッコー・ベッカーが「Rokko Ekbek」とスペル並び替え変名で参加している以外、実は全てティーシェンスの変名。このシリーズは、ティーシェンス作品の中でも異例にリズミカル、かつポップで聞き易く、同時期のクラスターやノイエ・ドイッチェ・ヴェレ的テイスト濃厚。180g高品質ヴィニール仕様。

(side A)
1  Fast Food
2  Futurum drei
3  Soiree
4  Zum Tee bei Frau Hilde
5  Wuergstoffe
6  Niedermacher
7  Lebende Regler
(side B)
1  Flut
2  Hertzlicht
3  Kreuze des Suedens
4  Vom Pol zum Metropol
5  Atommacht Indien
KUNIMORI SANEYOSHI UNIT(國盛実吉ユニット) - Free Association(自由連想法)
UK盤 UNITED DAIRIES UD 025

トランペッター國盛実吉とI.M.I(インプロヴィゼイション・ミュージック・インスティテューション)のミュージシャン達のデュオ/インプロを収録した1982年自主制作アルバム。
マーキームーン誌が配給を手掛けていた「LLE」からのリリース。インサートには陰猟腐厭、ネガスフィアのカセット広告が載っています。

石井千尋(DS)、原宏樹(P)、字江須文左衛門(G)、細田茂美(G)、嶋田博之(B)、実吉國盛(TP)

A1  Made In J. J.
A2  R. Army Poisened Pie   Drums – Senjin Ishii
A3  Inner Switch   Guitar – Wess Monzaemon
A4  All Work And No Play Makes Jack A Dull Boy   Piano – Hiroki Hara
B1  Scissorstone   Guitar – Shigeyoshi Hosoda
B2  Uncle A.A. N.Y. River   Piano – Hiroki Hara
B3  The Far East   Bass – Hiroyuki Shimada
B4  So What Why Not

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