2014年11月16日日曜日

Yahoo!Japan Auction

forever_records_osaka
UNKNOWMIX(アンノウンミックス) - Whaba!
スイス盤 REC REC 27

女性ヴォーカル、マグダ・フォーゲルとコンポーザーのエルンスト・トマを中心としたスイスのアヴァン・ポップ・ユニット「アンノウンミックス」。
英レコメンデッドのスイス支部「レック・レック」からの1989年アルバム。
時にはヴォイスクラックのクヌート・レモンドやイエローのディーター・メイヤーらも出入りする、その音楽はポップでダンサブルかつ、ちょっぴりアヴァンギャルド。本作では、グルグルのマニ・ノイマイヤーが加わり、タイトなドラミングを聞かせます。一聴してそれと判るマニの超絶ドラムとエレクトロニクス・シーケンスが交錯する部分は、あの「ゼロ・セット」をも彷彿とさせます。プロデュースのシュテファン・ヴィットヴァーは、「FMP」周辺でラドゥ・マルファティ、アントン・ブリューヒンらと共演し、ガビ・デルガド(DAF)のソロ「Mistress」の音作りを手掛けた人物。
因みに90年代に佐々木敦氏が雑誌で連載していたコラム・タイトルと主宰レーベル名は、このグループから取られていました。レコメン、NDWのリスナーにも大推薦の埋もれた名作。

(side A)
1. Power Games  4:43
2. Footprints In The Sand  4:54
3. My Cat Is Dead  4:38
4. Bongo Beat  4:18
(side B)
1. Kakadu  5:49
2. My Memory  3:49
3. Fortune Teller  4:38
4. La Canzone Dei Preti  6:05
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e154044681
LILLI BERLIN(リリ・ベルリン)- Suess Und Erbarmungslos
ドイツ盤 ROCKTOPUS 204 857-320

元ヴァレンシュタインのドラマーで一連のコスミック・セッションやクラウス・シュルツェ、マヌエル・ゲッチング作品への参加で知られるハラルド・グロスコフが全面バック・アップした女性歌手、リリ・ベルリンの1982年セカンド・アルバム。
同じくグロスコフが参加したエルゼ・ナブと並んで、何故か今まで埋もれたまま、正しく紹介されたことのない高水準テクノ歌謡。
歌い方はプラスチックスの佐藤チカっぽくもあり、なかなかキュート。シンセ・ポップじゃなくて「テクノ・ポップ」なサウンドは日本人好み。リリ・ベルリンとエルゼ・ナブは共に絶対のお薦めです。

A1  Liebe Ist Was Grosses (Naja Wa)    3:25
A2  Flottmann    1:45
A3  Laecherlich    2:15
A4  R.R. Bombasto    5:17
A5  Atomkraftteddy    4:05
A6  Freunde    4:43

B1  Dumdidum    5:40
B2  Handtaschencomputer    2:53
B3  Verpiss Dich    4:18
B4  Freizeit    4:19
B5  Ostberlin-Wahnsinn    3:45
HUMPE HUMPE(フンペ・フンペ) - Yamaha
ドイツ盤 WEA 249016-0

インガ・フンペとアネット・フンペの姉妹デュオ「フンペ・フンペ」1985年12"シングル。80年代初頭には二人とも「ネオン・ベイビーズ」としてノイエ・ドイチェ・ヴェレ・シーンで活動。インガの方はトーマス・フェルマンのパートナーで、後期パレ・シャンブルク、レディメイドなどにも参加しています。
A面は「ヤマハ、ミツビシ、トヨタ、スズキ、ソニー、ミノルタ、カワサキ、サンヨー、カシオ、トーシバ。これが人生だ、最高。」と、日本企業名を羅列した何ともキッチュなシンセポップ珍曲。B面はコニー・プランク独特の繊細かつ大胆な音処理が光ります。両曲ともアルバム収録のものとはヴァージョンが全く違うので要注意。特にA面歌詞は「シセイドー、ヒタチ、ニコン」など企業名がいくつか増えてます。編集はトーマス・フェルマン。

(side A) Yama-Ha  5:14
       Remix - Gareth Jones Producer - Roma Baran Edited By - Thomas Fehlmann
(side B) Memories  5:15
       Remix - Gareth Jones Producer - Conny Plank Edited By - Thomas Fehlmann

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